邪馬台国論争が解決しないのは丹後を論じないからでは、と思う今日このごろ。以前『古代丹後王国は、あった』を出版以来、続く『前ヤマトを創った大丹波王国』の出版に呼応し、大家松岡正剛様が、京都新聞の第一面で、「邪馬台国は丹後、腰が抜けるほど痛快だった」と評していただいたことがありました。その後もテレビなどでは、新しい古代史とか、古代史最前線というのですが、九州説、大和説からはやはり踏み出さないなと感じていました。
そんななかで、去る八月に放映された「世界ふしぎ発見」はゴールデンタイムの人気番組ですが、ここで、丹後の浦島伝説をはじめ、丹後の弥生の繁栄にスポットをあてた放送でした。思わず、やっと時が来たと嬉しくなった次第です。研究会終了後、さっそく研究会に入会くださった方もありました。ありがとうございます。古代の表玄関は日本海沿岸地域、伝説の故郷、先進技術、文化のメッカ丹後、古代タニハ。船は帆にたくさんの風を受けることで進むことができると。これからもよろしくお願いいたします。(所長)
古代史の謎を解く鍵、答えはタニハにあると思います。
沖縄神女ノロの家系、前ノ門当主、伊敷豊氏の「藤原不比等の大罪」、全国千の神社をめぐり根源は丹後だとわかったという神社伝承研究家 佐藤洋太氏、そして、伴とし子の講演。
以前から行きたいと思っていた六甲山の六甲比命神社にお参りさせていただきました。大江さんのご説明ありがとうございました。瑠璃さんたちの主催される佐藤洋太さんの「神武天皇と卑弥呼の時代」出版お祝い会も素敵なフォトンで開催されました。瀬織津姫様の結んでくれたご縁でしょうか。皆さまありがとうございました。
古代丹波歴史研究所の第8回研究会を令和4年8月28日、みやづ歴史の館で開催。豪華来賓を迎え、講師陣は、沖縄、埼玉から飛んできてくれました。
ご来場者150人、地元丹後地域、但馬、丹波の皆様をはじめ、青森、群馬、埼玉、茨城、東京、神奈川、千葉、兵庫、京都、大阪、愛知、滋賀、鳥取、九州、沖縄などなど全国からお越しいただきました。
ご来賓には『イザナミ語造語辞典・偽史倭人伝』など言語学36ヶ国語を学ばれ、歴史、小説、詩文とオールマイティの作家 石田天祐先生、ベストセラーの歴史作家として著名の士 関裕二先生、そして人間国宝桂米朝氏の御曹司人気落語家で歴史にも造詣深い桂米團治師匠。まさに、鬼才、天才の個性的な皆様からご挨拶をいただきました。ありがとうございました。
講演は、沖縄神女ノロの家系の伊敷 豊 氏が「藤原不比等 大罪」と題し、不比等が消したホアカリを力説。次に、「初代天皇の故郷 丹後国 卑弥呼の源泉を探る」と題し、全国千の神社をめぐり、丹後が根源だとわかったと、神社伝承研究家 佐藤洋太氏が熱弁。私は、「隠された大丹波王国」と題し、丹後、タニハの神髄に迫らせていただきました。ヤマト建国の始まりの地です。王家はどこにあったのか、ここです。その後、西賀さん、坂根さん、石田さん、熊谷さんとともにシャーマンシスターズの歌、「卑弥呼の祈り永遠に」は、六条太郎さんのやまとなでしこのみなさん、そして、孝基くんとリオちゃんが素敵なバレエで盛り上げてくれました。そして、なによりも、ひたすら協力してくれたスタッフの皆様、ありがとうございました。
会場の皆様の心と魂が融合し一体になれたような空気が流れた喜び。きっと、古代の建国に携わっていたころ手をつないでいたのではないでしょうか。本当に、楽しいひとときをありがとうございました。
二次会も82名の皆様が参加くださり、沖縄の踊りも伝授していただきました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
先日、京都府教職員互助組合退職互助部の皆様のところで、古代丹後について知遊館にて聞いていただきました。
遺跡のすごさと「古事記」「日本書紀」の伝承の解釈、応神天皇の名前替えの謎までお話させていただきました。
古代タニハを隠し綴られてきた歴史も、発掘成果は沈黙していません。一番新しい古代史は、丹後、但馬、丹波というタニハを表にださねば語れないとの思いです。